2011年11月13日日曜日

SENDAI-- フェルメールからのラブレター展

前売り券を買っていたフェルメール展にようやく行ってみました^^
10月から始まったキャンパスメンバーズで、
常設展は無料、特設展も半額で観覧することができます♪
これを機に、学生さんにとって美術館がもっと身近な場所となると
いいななんて思います。



フェルメールからのラブレター展は、作品数は30数点。
東京のものに比べ少ないと感じましたが、観終わった後の感想としては、
ゆっくり見られる丁度よい作品数という感じがしました。
1時間半ほどかけてみたのかな。
観覧者の方たちの大半も、ゆっくり一点一点作品を丁寧に鑑賞されていました^^
私は観覧者の方が何を考え、何を見ているのかにも興味深々でしたが。

フェルメールの作品は3点。
私は黄色が美しい《手紙を書く女》が素敵だと思いました。
ただ、背景の壁が、画を見にくくしている印象。
印象というか、見にくくしていますね。
照明、壁、絵画の色彩の相性がすこぉし悪かったように思います。
もう少しトーンの落とした背景でこの作品を眺めてみたかったです。

フェルメールの作品は以前アムステルダムでも観たのですが、
ただの日本人に人気の作品だと侮ることなかれ!
画をみると素直に私は魅かれてしまいました。
これはその時も今回も同様です。

まるで、画が躍動しているような、
こちらに今にも何かをささやきかけてきそうな、
そんな不思議な絵なのです。

フェルメールの作品以外は、オランダの絵画となっていて、
ギャラリートーク等の学芸員さんの解説等を利用すると
さらに楽しめるかもしれません^^

ただ個人的な好みとして、オランダの絵画は好みでないんですよね。
描かれる人物像のバランス、題材、色彩がその理由ですが。

絵画と自分の中に流れる流れが違うんですね。
その異なる流れを感じるのも、同じ流れを感じ共鳴するのも
絵画の楽しみ方。素直に見られたら一番だと思います。

ただ、解説や知識はその素直な楽しみを阻害するようなものでないと
私は考えていますので、積極的にそのような機会を利用することをオススメします♪

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